FC町田ゼルビア、MIOびわこ草津とドロー-J1新潟から「新戦力」移籍

アシストした蒲原選手(右)とゴールを決めた山腰選手 ©安孫子卓郎

アシストした蒲原選手(右)とゴールを決めた山腰選手 ©安孫子卓郎

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第5節が8月2日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはMIOびわこ草津と1対1(前半0対0)で引き分けた。観客数は1,426人。

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 後期リーグ無敗の4連勝で、Jリーグ昇格条件「4位以内」に勝点4差まで迫ったゼルビア。対戦相手は、勝ち点32で並ぶMIOびわこ草津。警告累積で欠場の酒井選手と柳崎選手に代わり、金選手と飯塚選手がスタメンに入る。フォーメーションは、4-3-3。飯塚、蒲原、山腰選手の3トップによる攻撃的な布陣。

 試合は終止ゼルビアが主導権を握る展開。蒲原、飯塚選手が何度もサイドを突破し中央にクロスを送るが、相手GKの好セーブもあり得点が奪えない。前半はゼルビアの攻撃的なサッカーが機能し、相手を自陣に押し込み圧倒。前半のシュート数はゼルビア6本、びわこ0本。

 後半56分、右サイドで粘り、ドリブル突破した蒲原選手が中央線へ低いクロス。カットしようと飛び込んだ相手GKの手をかすめたボールを山腰選手が右足で押し込み先取点。その後、相手ゴールを何度も脅かすも、追加点を奪えずに迎えた試合終了目前の86分、右サイドを崩され、クロスを相手DFがヘディングシュート。びわこの全シュート数2本のうち1本を決められる。

 この結果、ゼルビアは勝点1を獲得。4位のガイナーレ鳥取が首位SAGAWA SHIGA FCに破れたことから、Jリーグ昇格条件への勝点差は「3」に縮まった。

 試合後、戸塚監督は「試合内容は良かったが、最後の時間帯での勝ちへのもっていき方が課題。失点については、流れの中で相手DFがあそこ(ゴール前)まであがってきたのは想定外。中央での相手選手のマークの仕方など、次節に向けて確認していきたい」と話す。

 次の公式戦は8月9日、長崎県立総合運動公園陸上競技場でV・ファーレン長崎と対戦する。

 ゼルビアは同日、J1・アルビレックス新潟所属のFWブルーノカスタニェイラ選手が期限付き移籍すると発表した。カスタニェイラ選手は今季、ガンバ大阪ユースからアルビレックス新潟に新加入。これまで公式戦出場はなし。19歳、身長175センチ、体重73キロ。移籍期間は2010年1月31日まで。

 カスタニェイラ選手は「一日でも早く試合に出場して、少しでもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい。FC町田ゼルビアサポーターの皆さんに名前を覚えてもらえるように全力でプレーするので、応援よろしくお願いします。ぜひスタジアムに足を運んでいただければ」とコメントしている。

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