自転車の国際ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン2023（以下TOJ）」相模原ステージが5月27日、相模原市緑区で開催された。

相模原市の自転車マンホール

　4年ぶり8日間フルステージの7日目。3シーズン目の相模原ステージは快晴に恵まれ、風光明媚な山岳コースを日本のトップライダーらが走り抜けた。

　フィニッシュ地点の鳥居原ふれあいの館には、レースを中継する大型ビジョンや特設ステージが設置され、キッチンカー、各団体のPRブースも出店。多くの人が訪れ、沿道を走る選手に声援を送った。

　レースは昨年のチャンピオン、ネイサン・アール選手（JCL TEAM UKYO）が個人総合時間賞で1位をキープ。ルーク・ランパーティ選手（トリニティレーシング／英国）が3ステージ目の1位フィニッシュでポイント賞1位、レオネル・キンテロ・アルテアガ選手（ヴィクトワール広島）が山岳賞1位にそれぞれつけて、最終の東京ステージに臨む。

　表彰式では、自転車と地域資源をあしらったご当地マンホール4種類も披露され、本村賢太郎相模原市長は来年のTOJ開催に意欲を見せた。